2011 05 07

いっそ原子力空母でも

浜岡原発は確かに東海地震の予想震源地だったりするのだが、だからってわざわざ操業停止しなくても安全確認はできるだろう。 むしろ、予想震源地だと注目されているからこそ、それなりに備えもできていると思うのだが。 福島は、来ない想定の地震と津波が来てしまったことで、安易な想定の下の安易な対策が破綻したのだ。 であれば、安定しているとの想定で建設した原発こそ、震度7の地震と15mの津波に対して備えができているかを確認すべきだろう。

というか、そもそも地上に作るから地震や津波で困るのだ。 海の上に作れよ。 関西空港みたいにさ。

余裕を持って繋留しておけば、地震にも津波にも平気。 規模が大きければ台風にだって耐えられる。 分離合体できるようにしておいて、今回みたいな災害があったときは1号機を分離して派遣とかできる。 万一メルトダウンにでもなった場合は、ロシアの沖にでもいって沈めてしまえばいい。

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先日のビンラディン暗殺について。

日本人的な感性だと、殺してしまったことを素直に喜べないものなのだが、アメリカンは全然違うんだね。 もう大喜び。 その場にいた家族まで皆殺しと聞くと、喜びもむしろパワーアップするのだろうか。 中には、そんな心性に疑問を抱く人もいるようだが、日本人的には当たり前なその人は、アメリカでは結構辛い目に遭っているらしい。 以下、yahoo headline で見たニュース。

ピッツバーグ・スティーラーズのランニングバック(RB)ラシャード・メンデンホールが、2001年9月11日に発生した米同時多発テロの首謀者とされ、先日に米軍が殺害した国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者に関する失言で、アパレルメーカーのチャンピオンと結んでいたスポンサー契約を失ったことが分かった。 メンデンホールは同社と2008年から契約を結び、今年始めには4年の契約延長で合意したばかりだった。

メンデンホールはビンラディン殺害をアメリカ政府が発表し、全米が歓喜に沸いた直後の現地2日にツィッター上で 「人の死を祝うのは、どんな種類の人々なんだろう? 実際に話している声すら聞いたことのない人物をそこまで嫌うことはできるなんて凄いことだ。 俺たちは、一方の主張しか聞いていないのに」 とコメント。 この発言に対して批判的な声が多く挙がったため、その後に誤解を与えたとして謝罪し、 「自分がビンラディンやアメリカの敵を支持しているわけではないことを理解してほしい」 と訴えていた。

チャンピオンのスポークスマンはスポンサー契約を打ち切った理由として、 メンデンホールが同社を代表するに適切な人物であると信じられなくなったと発言。 また同社はテロと戦う政府の姿勢を強く支持し、今回の米軍の行動は適切なものだったとの声明を発表している。

このアメフト選手、何も間違ったことを言っていない。 いや、こんな消去法的な言い方じゃ足りないな。 彼は全面的に正しい。 大量破壊兵器を理由にイラク侵攻し、結局大量破壊兵器なんてどこにも無かったという経験は、いったいどこに行ったのか。

と、ここで英語で 「反省」 って何て言うんだろうと気になって、辞書を引いてみた。 Macに入っている英和辞典によると、

反省

[内省] soul-serching; reflection;

[再考] reconcideration;

だそうだ。 なんだよ soul-serching って。 反省なんて哲学者か宗教家のすること、一般人は死んでからするものって感じだな。