2011 10 14

働けよ

またどうも胡散臭い方向に行ってそうな話。

平岡法相は14日の閣議後の記者会見で、外国人入国者の増加に対応するため、出入国審査手続きを大幅に見直し、簡素化する方針を表明した。

日本人の審査を原則、無人の自動ゲートによる対応とすることや、短期滞在外国人の手続き簡略化が柱になる。 法務省は同日午後に法相の私的懇談会の有識者会議を発足させ、今年度中に中間報告をまとめる方針で、早ければ2013年にも実現させたい考えだ。

外国人入国者数は増加傾向にあり、2010年は過去最多の944万人に達した。 ただ、国際テロ対策の一環として導入した外国人の指紋採取に時間がかかり、成田空港などでは入国審査の平均待ち時間が20分を超えるケースも多い。

このため、同省は14日に「訪日外国人2500万人時代の出入国管理行政検討会議」を設け、出入国審査の見直しに入る。

入国審査で手が足りなくなるなら、航空会社と連携すればいいのでは?

もう何年も前の、しかもほんの数回という少ない経験だが、海外出張したとき確か機内で予め検疫の用紙を配られて必要事項を記入したんだったはず。 同じように外国人の入国審査も機内である程度済ましておけばいいのではないか。 「機内であらかじめ指紋を採取しておくことで、入国審査が簡単に済みます」 とすれば、協力してくれる人も多いと思うのだが。 書類を配って記入させるぐらいならCAにやらせれば十分だと思うが、それじゃ不十分とか権限的に拙いっていうなら、審査官を増やして国際線に配備するようにすればいいだろう。 で、機内で指紋を採取&照合しておく。 ごく近い韓国だって1時間半ぐらい飛んでる時間があるんだし、3人もいれば飛んでる間に全部終わりそうなものだが。

そもそも人がたくさん来る時こそ、そこにテロリストが紛れ込む可能性も高くなるのだ。 人が多くなるから止めるって本末転倒だろう。 できないから辞めるんじゃ無くて、できるような工夫を探せよ。

ところでこの記事、日本人の手続き簡素化よりも、短期滞在外国人の方が主眼のような気がするのだが、タイトルはこれでいいのか?