2012 01 08

震度と振動

前を歩く子供の背中に小さな食パンマンがぶら下がっていて、今更のようにふと考える。

食パンマンって、食パンをスライスして顔にしてるんだよな。 だったら、彼はN(Nはたぶん6か8)子の兄弟なんだろうか。 長男は、顔全面が茶色で後ろ頭が白なのか。 そんなの見たことが無いが、生まれてすぐに闇に葬られているのだろうか。 いや、そもそも兄弟が出てきているのを見たことが無いな。 とすると、他の兄弟は、やられた時のバックアップとしてコールドスリープ状態だったりするんだろうか。

気になったので検索してみたら、同じような疑問が多数ヒット。 まさに今更だったのだな。 結局、スライスされた他のパンがどうなっているのかの回答は見当たらなかったのだが、そんな中に見つけたこれにちょっとムカついた。

食パンマンの顔は何枚切りなんですか?

何枚切りだろうが、彼は二枚目です。

こんなのをベストアンサーと言うな。

+

階段ですれ違うお姉さんの揺れる胸を見て、ふと考える。 あれは地震でも揺れるのだろうか。 いや、逆に階段を下りる時の揺れ方で震度を表現してもいいのか。

震度1

「階段を下りるAカップを想像してみるといいよ」

「揺れるの?」

「観測は難しいね」

震度2

「階段を下りるBカップを想像してみるといいよ」

「ちょっとは揺れそうだね」

「本人はそう主張しているね。 たいていの人は気付かないんだけど」

震度3

「階段を下りるCカップを想像してみるといいよ」

「これは揺れそうだね」

「揺れるね。 まあ、服の上からじゃ判らないかもしれないけど」

震度4

「階段を下りるDカップを想像してみるといいよ」

「これは確実に揺れるね」

「揺れるね。 もう隠せないね」

震度5

「階段を下りるEカップを想像してみるといいよ」

「ちょっと凄そうだね」

「そうだね。 揺れると言うより弾むと言った方が良いんじゃないかな」

みたいな、ちょっぴりインキュベーター風味。