2012 05 09

光の棒

過去データの調査をしていて、ふと疑問が。

「ライトセーバーって、あれは刃物? それとも鈍器?」

「いきなりですね。 セーバーって言うぐらいだから刃物じゃないですか?」

「まあ名前はそうなんだけど、あれってほら、エネルギーの衝撃で攻撃してるっぽいんだけどさ」

「あー、言われてみれば確かに。 なんか鈍器に思えてきました。 もう鈍器でいいです」

「あの衝撃って言うか威力って、フォースでコントロールできるのかな」

「できそうではありますね。 あ、なんかやってたかも」

「肩こりとかに使えそうだよね。 懐から取り出してブォーンと伸ばして肩に当ててんあーって、いいおっさんが」

「物凄い絵面ですね、それ。 しかも無駄遣い。 私の中のライトセーバーのイメージがもう大変なことになってます」

「イメージと言えば、魔女の宅急便ってあるじゃん」

「ありますね」

「あれ、ほのぼのイメージだけど、現実はきっと厳しいよね」

「そうなんですか?」

「最初は順調なんだけど、有名になるとすぐに競合が出てくるんだよ」

「まあそうですよね」

「ミニスカ魔女の宅急便とかさ。 おっさん客を全部そっちに取られて、たまに注文があったと思ったらロリコン」

「うわ」

「そんな毎日が続いて、12か13ぐらいなのに、男なんて… て遠い目」

「オリジナルからは想像できない世界になってますね。 映画は良い終わり方だったのに」

「まあ、映画はたいてい良い終わり方だよね。 知りたいのはその後なのに」

「何かカッコ良いこと言ってますけど、騙されませんよ。 ミニスカ魔女の宅急便ですからね」

まあでも実際に魔女の宅急便があったら、そして一人暮らしだったら、まず間違いなくミニスカ魔女の宅急便に頼むよな。 スタンプ帳なんかあって、スタンプが20になると一日魔女の箒体験 「可愛い魔女があなたに跨がって飛んじゃいます」 とか。 ああ、要らないものをいっぱい買ってしまいそうだ。