過去データの調査をしていて、ふと疑問が。
「ライトセーバーって、あれは刃物? それとも鈍器?」
「いきなりですね。 セーバーって言うぐらいだから刃物じゃないですか?」
「まあ名前はそうなんだけど、あれってほら、エネルギーの衝撃で攻撃してるっぽいんだけどさ」
「あー、言われてみれば確かに。 なんか鈍器に思えてきました。 もう鈍器でいいです」
「あの衝撃って言うか威力って、フォースでコントロールできるのかな」
「できそうではありますね。 あ、なんかやってたかも」
「肩こりとかに使えそうだよね。 懐から取り出してブォーンと伸ばして肩に当ててんあーって、いいおっさんが」
「物凄い絵面ですね、それ。 しかも無駄遣い。 私の中のライトセーバーのイメージがもう大変なことになってます」
「イメージと言えば、魔女の宅急便ってあるじゃん」
「ありますね」
「あれ、ほのぼのイメージだけど、現実はきっと厳しいよね」
「そうなんですか?」
「最初は順調なんだけど、有名になるとすぐに競合が出てくるんだよ」
「まあそうですよね」
「ミニスカ魔女の宅急便とかさ。 おっさん客を全部そっちに取られて、たまに注文があったと思ったらロリコン」
「うわ」
「そんな毎日が続いて、12か13ぐらいなのに、男なんて… て遠い目」
「オリジナルからは想像できない世界になってますね。 映画は良い終わり方だったのに」
「まあ、映画はたいてい良い終わり方だよね。 知りたいのはその後なのに」
「何かカッコ良いこと言ってますけど、騙されませんよ。 ミニスカ魔女の宅急便ですからね」
まあでも実際に魔女の宅急便があったら、そして一人暮らしだったら、まず間違いなくミニスカ魔女の宅急便に頼むよな。 スタンプ帳なんかあって、スタンプが20になると一日魔女の箒体験 「可愛い魔女があなたに跨がって飛んじゃいます」 とか。 ああ、要らないものをいっぱい買ってしまいそうだ。