ちょっと懐かしい名前を見たと思ったら、死亡事故のニュースだった。
読売新聞の記事。
2日午後5時頃、静岡県沼津市足高の駐車場で、フリーアナウンサー横手（旧姓千野）志麻さん（35）（東京都港区六本木）が、歩いていた男性（38）を乗用車ではねる事故を起こした。
沼津署の発表によると、男性は胸を強く打つなどして搬送先病院で死亡した。
横手さんは元フジテレビアナウンサーで、「チノパン」の愛称で親しまれていた。 出身地の沼津市に帰省中だった。
同じ事件の産経の記事。
2日午後5時ごろ、静岡県沼津市足高のホテル駐車場で、東京都港区六本木、会社員、横手（旧姓・千野）志麻さん（35）の乗用車が、歩いていた長野県小諸市、職業不詳、荻原俊文さん（38）をはねた。 荻原さんは病院に搬送されたがまもなく死亡が確認された。
横手さんは沼津市出身。 平成12年にフジテレビに入社、「チノパン」の愛称で人気を集めた。 17年に結婚に伴い退社後はフリーアナウンサーとして活動していた。 親族の男性によると、横手さんは1日から実家に帰省中だったという。
沼津署によると、横手さんは駐車場内を車で移動中だった。 横手さんは事故後自ら110番通報した。
微妙にニュアンスが違うような気がするな。
産経の方、被害者は
職業不詳
で、加害者は
自ら110番通報した
とわざわざ書く辺りに、加害者を庇うような空気を感じるのだが。
ま、空気は気のせいかもしれないが、犯人に 「さん」 付けなのは何故？ マスコミ側の人だから？ あ、でも痴漢で捕まったNHKのアナウンサーは敬称無かったような。 ということは、マスコミの女だから？
穿った見方をすれば、こうした表現の使い分けから、罪の重さは
女が男を殺す ＜ 男が女に猥褻行為
とも受け取れるんだけど、そのつもりで書いてるのか？
ところで、被害者が不幸なのは言うまでもないことなんだけど、加害者が有名人だと、その可哀想さが加害者を責めるコンテキストでしか扱われなくなって、不幸上乗せだよな。 反フジテレビの人とか、この事件の最初の感想が 「フジざまぁw」 で、殺された人が可哀想とかほとんど無くて、死んだせいで敵（？）が不幸になることに喜びを感じてたりして。 ま、そんな想像をするのは、俺がそんな奴だからなんだけどさ。
なんて思いながらネットを見たら、ちょっと意外な展開になっていた。 いつもの様に場所の特定から始まるのだが、今回はそれがラブホテル街なんだそうだ。 で、泊まっていたインサイドというホテルは、デリヘルもOKのビジネスホテルを装った事実上のラブホテルで、バスもトイレもガラス張りで丸見えという内装とのこと。
正月に里帰りしているのに、近所のラブホテル街で泊まっていて、夕方という中途半端な時間にチェックアウトってどうなんだろう。 手のかかる子供連れということで、実家に迷惑をかけないためにホテルに泊まるってのは無いこともないだろうが、子供連れなら尚のことラブホテル街のホテルは選ばないだろう。 普通に考えると、浮気の現場だよな。
って、こうしてより悪い方向に想像されるのは、元（？）有名人の不幸だよな。