2013 02 16

隕石

風邪で水曜木曜と連休。 で、ようやく元気になって仕事に行ったら、職場は大変なことになっていた。 病み上がりだというのに、土日も出勤確定だよ。

家に帰ってニュースを見たら、ロシアに隕石が落ちていた。 落下までに爆発して、地面に到達したのは石ころ程度。 被害は主に衝撃波によるものだとか。 まあ、大したことが無くてよかった。

それにしても凄いのは、次々と隕石の映像が出てくること。 防犯カメラとかドライブレコーダーとか。 一昔前なら、当日は落下現場の映像のみ、数日して 「たまたま撮影していたときに…」 なんてのが出てくるぐらいだったのに、今の世の中、数時間後にはネットにアップロードされている。 しかも、隕石繋がりで動画を次々見ているうちに、何故か仮面ライダーになってしまうというドリフトぶり。 いったいどこからフィクションなのか。

フィクションと言えば、体にリボンを巻いて 「バレンタインのプレゼントは私」 みたいなのって、実在するんだろうか。 一昨日、いったいどれだけの人がそんなことをしたのか、知りたいような、知りたくないような。

実際、どうなんだろう? と想像して、真っ先に浮かんだのが、全身余すところなくリボンを巻いた姿だった。 何かもう、裸リボンというよりはミイラ。

「どう?」

「…あー…うん…凄いね」

「でしょ?」

「でも巻き過ぎだよね? これじゃミイラだよね?」

「えー、だってちょっと巻き付けるだけだと寒いし、何か亀の子タワシみたいになるし」

「そんな報告はしなくていいです」

「で、どうするの? 解く?」

「そりゃ、まあ。 でも、どっから解けばいいんだよ、これ」

「どこからでもいいよ? どこがいい? やっぱり胸とか?」

「またベタな展開だな。 って、あれ? こっちが前だよね?」

「ハムナプトラッ!(回し蹴り)」

「うおっ!」

みたいな展開。 その後、なんだかんだで綾波状態まで解き、解いたリボンで手を縛ったり、みたいな。

まあ、無いな。 いろんな意味で。