多摩丘陵
急に暖かくなって、遅れていた梅の開花が一気に進んでいるらしい。 ということで、ちょっと近所の梅を見て廻るつもりが、気がつけば多摩動物園の外側を一周してしまっていた。
白梅より紅梅の方が早く咲くイメージがあるのだが、高幡不動の裏の紅梅はまだ二分咲きといったところ。
七生公園程久保地区。 このすぐ下のトンボ池でいろんなトンボが見られるということになっているのだが、肝心の池は干上がる寸前だった。 ヤゴは生き残っているのだろうか。
秋葉大権現社。 大権現なんて大袈裟な名前が石に彫ってあるが、御神体を収めているらしい社は一抱え程度の小さなもの。 しかし、小さい方がちょっと怖かったりするんだよな。 微妙に扉が開いているとか、ここから何かが出てきそう。 或は何かが出てしまった後なのか。
南平丘陵の山茶花（サザンカ）。 花が水彩画みたいだった。
幹の真ん中に隙間がある。 一度は二本の幹に別れたものが、何故かまた引っ付いてしまったのだろう。
枝分かれ（幹分かれ？）する前の部分は、窮屈そうではあってもまだ自然な感じなのだが、分かれて再び引っ付いた跡はあからさまに病気な感じがする。 跡ではなくて痕。 近親相姦なんかも、見る人が見ればこんな感じなんだろうか。
これは茸？
南平緑地の入り口の梅。 日当りが良いせいか、ここの梅はもう満開だった。
ここから北野街道を渡って京王線沿いに帰ったのだが、途中に通った南平小学校の辺りも梅が満開だった。 歩くよりも電車からの方が奇麗に見えるかもしれないな。