田町
田町に隠れた芝桜の名所があるときいて、行って見ようと思い立ったのだが。
田町駅前。 仕事で何度か来たことがあるが、仕事なもんでほとんど寄り道もなく、出張先と駅とを行って戻るだけだった。 夕方、直帰できる時間帯だったらまた違ったかもしれないのだが、朝一の打ち合わせとか、もうどうしようもない。
肝心の芝桜はこんな感じ。 ちょっと遅かった。 ピーク時は一面ピンクなんだとか。 ペットを入れるなと書かれた札のすぐ横を、野良猫が堂々と横切っていた。
クウェート大使館。 芝桜のある場所の一つ隣の通りにある、空母の艦橋のような建物。 見るからに使い難そうなのだが、何かこうした理由があるのだろうか。 建築家の自己満足ってことはないよな。 門扉には一々モスクの尖塔みたいな金色の飾りを付けていたりするので、建物の方も日本側がクウェートの意向を無視して勝手に建てたとは思えないのだが。
大使館の斜め前で建設中の、これはアパートか？ これまた使い難そう。
そのアパートの、これは表札か？ 表札だとしたら実用性は皆無だが、ちょっとかっこいいかも。
大使館の裏が中学校で、その隣が普連土学園というよく判らない学校で、その隣がこの阿含宗。 わざわざライトアップまでしている金のライオンだが、向かいの歩道から見ると電線が絶妙に邪魔。
普連土ってフレンドか？
なんかちょっと宗教の臭いを感じるが、学校名が駄洒落でいいのか？
と気になって調べてみたら
普く世界の土地に連なる
という意味だった。
って、これそのままだと普土連だよな。
やっぱり friend にかけてるんだろうか。
日本国内唯一のキリスト教友の会の教育機関で、内村鑑三と新渡戸稲造の助言で明治20年に設立された女子校だそうだ。
東京タワーが意外に近くに見えたので、ついでに行ってみることにした。 これは、その途中にあった手芸屋らしい店のウインドウ。 飾ってあるバッグや巾着は微妙な、いわゆるオカンアートばかりなのだが、猫はなかなか。
大通りから僅かに外れるとこんな感じ。 表通りからは想像できない寂れっぷり。 まあ、都心のちょっと古い街なんてどこもだいたいこんな感じなんだけど。
高速道路の下は川というか用水路になっていて、カヌーの練習も出来るらしい。 そう言えば、テレビでやっているのを見たことがあったな。 あれは、ぶらり途中下車の旅だったかな。