2013 08 18

立川ねぶた祭

いくら暑いからといって、連休を一歩も外に出ないで過ごすのは人としてどうか。 なんて最終日にふと思い、なんだかアリバイ作りのような心境で立川に行ってみた。 一昨日から今日まで、ねぶた祭をやっているのだ。 夕方なら、流石に少しは涼しくなっているだろうしね。

ねぶたの1

ねぶた祭りの会場。 最終日だというのに、或は最終日だから? やたらに人が多い。 元々それほど広くない道路の中央をねぶたが塞ぎ、両サイドは座って見物する人達に塞がれて、歩くだけでも一苦労。 そんな中に食べ物を片手に人をかき分けるように入り込んでくる子供と、何の注意もせずに携帯を弄っている親を見て、ますます子連れが嫌いになったりする。

しかし肝心のねぶたは良かったな。 前に来たのは、確か一昨年。 その時もなかなか良くできていると感心したが、今年は今年でなかなかレベルが高い。 まあ、本場を知らないので、これがねぶたとしてどのくらいのレベルなのかは判らないんだけどさ。 もう少し大きければ尚良いかな。 と、前回も思った気がするな。

ねぶたの2

単独で反り返らせることがそもそも不可能なのが薬指。 骨折でもしないと、この角度はありえない。 自分の手で再現しようとして、指が攣りそうになった。

ねぶたの3

こいつは厚く切った蒲鉾といった簡単な形なので、その埋め合わせのためか描線彩色は細かい。

ねぶたの4

反対側に回ってみるとこんな感じ。 どっちが裏でどっちが表か判らないが、裏から表は想像できないな。

ねぶたの5

なかなか躍動感があって良い。

ねぶたの6

これは相撲か?

ねぶたの7

これもいい感じ。

全体を通して感じることだが、無地の部分が広いと線なり色なりで埋めないと気がすまないんだね。 空白を埋めるためだけの、何と言うか必然性のない線がたまに目につくときがある。 それが駄目って訳じゃないんだけど、ばっさり無くすか、やるならもうちょっとやり込んでほしいというような中途半端感をたまにちょっと感じることがある。 仕事の合間に作ってて、これがもう限界なのかもしれないけど。 商店街じゃあ連休なんて関係無いだろうし。

さて、明日からまた仕事か。