2013 10 06

七生

七生公園のトンボ池は、夏の盛りに行って見たら水がほぼ干上がっていた。 ヤゴの生存は絶望的な状況。 で、今はどうなっているんだろうと気になって見に行くことにした。

韮

韮の花。 こうして普通に沢山生えていると、スーパーで買うのが馬鹿らしくなるな。 まあ、その辺で採れようが採れなかろうが、韮は買わないんだけどさ。

水草?

程久保川沿いを歩いていて、ふと見下ろした川面。 これは水草なんだろうか。 水の上に伸びてきているのは、これから花を咲かせるから?

紅小灰蝶

紅小灰蝶(ベニシジミ)

春と秋に羽化するのだが、春の方が色鮮やかで奇麗なんだそうだ。 人間目線じゃそうなんだろうけど、この蝶からすれば、春秋それぞれ別の個体だし、春に羽化したものが秋まで生き延びる訳でもないし、色の違いなんて知らないままなんだよな。

バッタ

眼の中に縞模様。

偽瞳孔

大蟷螂(オオカマキリ)

眼の中に黒い点があって、見る角度を変えると、その黒い点がこちらを追って位置を変える。 まるでこちらを見ているように見えるのだが、いや、見てはいるのか。 しかしあの黒い点は、人間の眼の瞳孔のように一つあいた穴ではなく、また見たいものに向けて動かしているのでもない。 複眼の構造上、ちょうど観測者に正対するものだけが奥まで見通せて、他のものは表面で光を反射するため、黒い点として見えるのだ。 角度を変えて見たときに常にこちらを追いかけているように見えるのも、そのせい。 偽瞳孔と、ちゃんと名前もついている。

しかし、何人にどこから見られても、見ている全員に 「このカマキリは自分を見ている」 と思わせるってのもちょっと凄いな。 いや、まあ、複眼だし、全員を見てはいるんだろうけどさ。

草葉の陰で

草葉の陰。

さて、トンボ池だが、水量はほんの少し回復していたもののトンボはほとんどいなかった。 きちんと管理されているようにも見えないし、このまま寂れて行くのだろうか。