借金疑惑の渡辺君は、みんなの党の代表を辞任するそうだ。 法的には何も問題は無いけど混乱を招いた責任をとるなんて、何かの疑惑で辞める人の定番の台詞を、彼もまた言っていた。
金の説明については、日を追う毎にニュアンスが変わって、今では 「個人で借り入れて政党に貸した」 となっている。 借りた金のほとんどは手元に無いと言っていたが、それが実は妻名義の口座だったとか。 挙句、このタイミングで問題になったのは江田が仕掛けたからだとか。
これを機に、 隠蔽疑惑を招くミスは隠蔽に準ずるものとして8割程度の重さで罰する なんて法改正を言い出せば、まだ見るべきところもあるんだけど、言わないよなぁ。 いや、実際にそう言ったところで、否決されることを見越してのパフォーマンスだとしか思わないか。
ところで、主に女が使う 「みんな言ってるよ」 の 「みんな」 が、具体的に誰か聞いてみると友人数人だったりするのだが、みんなの党という名前を決めた時に、こうした言葉のイメージは考えたんだろうか。
アジェンダ、俺の中ではマニフェスト同様に 「アジェンダ（笑）」 ぐらいのイメージになっているが、このアジェンダに賛同して集まってくれた人が少ないことを 「みんなこれが良いって言ってるよ！ まあ、みんなってのは数人なんだけど」 なんて自虐的に表現してるんだったら、ちょっと見直してやっても良いかもしれないな。 表向きは 「皆」 なんだけど実は 「見んな！」 だったりしたら、見直すのを通り越してリスペクト（笑）だ。