2014 10 11

習慣に縛られるタイプだった

ウインナー

朝食用によくウインナーを買う。 どれを買うかに特に拘りは無くて、安売りしているものを買う。 シャウエッセンとか、この写真の香薫とか、味も値段も結構違うのだが、共通しているのは袋の上の方がテープで縛ってあること。

このテープが邪魔なのだ。

というのも、俺はこの袋を開けるのに、まずテープを剥がして、それから鋏で袋の上の端を切ってるから。 剥がしたテープが袋の口を縛るのに使えるならまだ許せるが、一度剥がしてしまうと粘着力ががっくり落ちて使えないし。

が、今日、わざわざテープを剥がさなくても袋の下を切ればいいことに気が付いた。 いや、下でなくてもいい。 どこにだって鋏を入れていいのだ。

で、気付いて改めて振り返ってみると、これまでの切り方は一人暮らしをしていた時の名残なんだな。 その頃は、開封しても一度に全部は食べなくて、半分ずつ2回に分けて食べていた。 なので、一度開けた袋をまた輪ゴムなんかで閉じていたのだ。

今は俺と父と二人、一度に一袋を食べ切ってしまうので、開けた袋を閉じる必要が無い。 そんなことを、もう1年近くもテープが邪魔だと思いながら、今日まで気付かずに来てしまったのだった。 駄目駄目だ。

まあ嘆いてばかりいてもしょうがないので、あのテープが何の為にあるのかググってみた。 きっと同じ疑問を持つ人がいるだろうと思ったら正解。 Yahoo!知恵袋に同じような質問があった。 そのベストアンサー。

ウインナーの袋には、酸化防止のため窒素ガスが充填されています。 したがって開封すると、徐々に味が落ちていきます。

2袋を絡んでいるのは、一度に食べきらない場合、半分を未開封のまま残せるようにするためです。

さらにガスを充填する際、中身に対して袋の大きさにある程度の余裕を持たせないと、口をシールする際中身を噛んでしまう恐れがあります。 運送中のウインナーの型崩れを防止するためには、袋をパンパンに膨らませなければなりませんが、大きな袋に目いっぱいガスを充填するとかさ張りますし、中身が貧弱に見えてしまいます。

そのため敢えてガスの封入量を抑えてシールし、後からテープで絞ってパンパンに膨らませているのです。

なるほどね。 言われてみれば、開封した翌日には風味が落ちていたような気がするな。