2015 01 04

ボンボン

正月は父を連れて横浜の妹の家に行くかと言っていたのだが、どうも父の体調が良くないようで中止。 この体調というのが、本人に訊いても 「なんか体が怠い」 というだけで、どこが痛いとか熱があるとかいった具体的な症状が出てこないのが微妙なところ。 まあ、そんな症状は無い方がいいんだけどさ。

結局、年末から今に至るまで、父は家から一歩も出ていない。 正月の間はデイサービスも休みなので、俺も遠出ができず近所を散歩する程度。 休みの間にホイッスラー展にでも行こうかと思ってたんだけど、ちょっと無理っぽいな。

鶺鴒

近所を散歩してて撮った鶺鴒(セキレイ)。 着地の直後に尾をピコピコ上下に動かす姿が可愛い。

正月前に母が送ってきたおせち料理が残りわずかなので、散歩のついでに買い物。 正月休みの最中ではあっても、4日となるとさすがに店の品揃えもおせち一辺倒じゃなくなっていた。 まあ、そろそろ飽きる頃だよな。

AngularJS

Webシステムの要件検討の場では、実際に画面を見せると話が捗るので、HTMLレベルで紙芝居を作って見せることがよくある。 工程が進むと、要件定義で使ったHTMLがJSPやJSFに置き換わっていく。 この置き換えがいろんな面倒を引き起こすのだ。

まずは単純に管理対象が増えること。 最初のHTMLも、後で作るJSP/JSFも成果物として管理・維持することになったりして、画面変更が発生するとどっちもアップデートしなきゃいけなくなる。

多国語対応が必要な場合、JSP/JSF用に各言語のためのリソースファイルを作ることになるのだが、これがまた各言語用のHTMLと二重管理になって、面倒が掛け算で膨れ上がる。

そこに更にJavaScriptが加わる。 紙芝居でもそれなりの動きを見せるために、或いは一覧表示なんかの記述を楽しようとして、いろいろJavaScriptを使うことが多い。 これも、多国語対応のリソースファイル同様、微妙な二重管理になってしまうのだ。

これらの面倒の根本原因はHTMLからJSP/JSFへの置き換えをしなきゃいけないことなので、だったら置き換えなくてもいいようにすればいいんだよな。 で、最初からJSFで作ってもいいんだけど、サーバー必須だと 「メールで送るので動かして見てください」 がやり難い。 クライアント側だけで動くHTMLテンプレートとサーバーのモックが欲しい。

ということで、かなり今更な感じではあるがJavaScript MVCフレームワークで現在最も勢いがあるというAngularJSを試してみた。

以下、感想。

とりあえず便利そう。 紙芝居に必要な程度の処理は簡単に書けるし、そこからDBアクセスを追加するのも、わりと自然な延長で実装できそう。 DIはコーディングにおいて良い方に強制力が働きそう。

ルーティングはどうなんだろう。 シンプルなCRUDで構成されるような機能ならいいけど、複雑になると、やっぱり管理が面倒になる気がする。 全部ひっくるめてSPAにするんじゃなくて、適当な機能単位で分割すればいいのかな。 伝票の入力/検索/更新/削除が一つのSPA、マスタメンテナンスがまた一つのSPA、みたいな。

しかし、文字列でモジュールを指定し、その文字列を解析してモジュールを読み込むというのは、どうなんだろう。 変数名が文字列で表現されていると思えばいいのかもしれないけど、すぐに入力ミスがわからないのは厳しそう。 その辺りは、IDEが巧くサポートしてくれるのかな。 簡単なことをやっているうちはいいけど、複雑なことをやってて嵌ったときのデバッグは大変そう。

多国語対応としてangular-translateを試してみた。

情報が少なくて、まず動くまでに結構かかったのだが、動いたら動いたで挙動が微妙。 OSXやLinux上では何の問題も無いのだが、Windowsでは動かない。 アクセス権がどうとかでエラーになる。 Windowsが7でも8でも、ブラウザがIEでもFireFoxでもChromeでも、同じエラーで動かない。 webサーバー上だと動くのだが、それじゃクライアント側だけではなくなってしまうんだよな。 うーん…

PITBULL

最近、と言ってももう去年のことだが、ラジオで聴いて以来ずっと脳内ヘビーローテションなのがPITBULLのBon,Bon。 歌詞はスペイン語だそうで何を言っているのかさっぱり判らないが、あのボンボン繰り返されるのが耳について離れない。 で、とうとうiTunes Storeで買ってしまった。 ボンボン程の粘着力は無いけど、やはり耳にこびりつきそうなフレーズの2曲もついでに。

それぞれの耳にこびりつくフレーズを文字にしてみると、すんごい馬鹿っぽい。

何だよチンバーって。

せっかく気になったので、辞書で調べてみた。

timber
  • 《主に英》(建築用の)材木、木材。 [形容詞的に]材木(用)の
  • [集合的に](製材用の)樹木、森林(地)。
  • [通例〜s](建物の)梁。 (船の)甲板梁、肋材。
  • 《米》[修飾語を伴って]人材。 素質。
  • 《話》木が倒れるぞ!(木こりの警告の掛け声)

とりあえず木だった。

節々に 「チンバー!」 と挟んでるところから察するに、多分 「倒れるぞ!」 の掛け声なんだろう。 あるいは、これから一般化して 「イクぞ!」 みたいな感じだろうか。

しかし、あれだな。 どうせ下らないことしか言ってないだろうって雰囲気は、それが何語であっても伝わるんだよな。