2015 02 01

予讐復讐

イスラム国に捕まった二人は、結局殺されてしまったらしい。 朝日新聞から。

過激派組織「イスラム国」による人質事件で、拘束されたフリージャーナリスト後藤健二さん(47)=東京都港区=とみられる男性が殺害される様子の動画が日本時間1日早朝、インターネットに公開された。

新たに公開された動画の題名は「日本政府へのメッセージ」。 後藤さんとみられる男性がひざまずき、横にはナイフを持った黒ずくめの男が立っている。 男が英語で、日本が「イスラム国」と戦う連合に参加したことを理由に後藤さんを殺害するなどと語り、最後に「日本にとっての悪夢を始めよう」と言って、後藤さんの首にナイフを突きつける場面で映像が暗転。 その後、男性の遺体が映し出される。

映像の左上には、「イスラム国」のメディア部門のロゴが映し出されていた。

菅義偉官房長官は1日午前6時に首相官邸で記者会見を開き、「このような非道かつ卑劣きわまりないテロ行為が再び行われたことに、一層激しい憤りを禁じ得ない」と述べ、関係省庁に情報収集などの対応を指示したと述べた。

安倍晋三首相は首相官邸で「テロリストたちを決して許さない。罪を償わせるために国際社会と連携していく」と語った。

後藤さんは昨年10月、トルコ経由でシリアに向かい、「イスラム国」の支配地域に入ったとみられ、その後、連絡が取れなくなっていた。

1月20日に公開された映像では、後藤さんと会社経営者湯川遥菜さん(42)=千葉市=が人質になっている様子が確認された。 黒ずくめの男が日本政府に対し、72時間以内に身代金2億ドル(約236億円)を支払わなければ殺害すると警告。 同24日深夜には男性の遺体の写真を持つ後藤さんの画像が公開された。 「イスラム国」側は、遺体を「湯川さんだ」と説明、後藤さん解放の条件を変更し、2005年にヨルダンで起きた爆破事件に関与した女性死刑囚の釈放を求めた。

27日深夜には、改めて女性死刑囚を24時間以内に釈放するよう求める内容がネット上に投稿された。 29日にも、イラク時間の同日日没(日本時間同日午後11時半ごろ)までに釈放を用意するよう要求する音声が公開されていた。

日本政府は、ヨルダン政府などと連携して解放を目指していたが、31日まで、事態が膠着していた。

殺された本人は 「自己責任」 と言い残して出向いたそうだが、じゃあどこまで責任を取るつもりだったのか、聞いてみたいものだな。 自分が捕まることで、エボラ出血熱が全くニュースにならなくなったこととか、ジャーナリスト的にどうなのかって。

で、再発防止だけど、とりあえず内向きには

と徹底するぐらいだろうか。

外向きには、

なんてやれば、もう二度と日本人を誘拐しようなんて思わなくなるだろうけど、これは無理か。

戦時の精神を思い出して、

なんてやっておけば、内外両面に対するいい再発防止になると思うが、これも非人道的とかで反対されるんだろうな。 あ、爆弾を腹に巻いてたら、まず飛行機に乗れないのか。

ちなみにロシアは、テロリストに人質をとられた時、その首謀者の親戚を殺して遺体の一部を切り取り 「もっと殺すよ」 のメッセージを添えて送りつけたそうだ。 で、生き残っていた人質は速攻解放された。 日本にも是非こうした対応をとってほしいものだな。