2015 03 12

排水口点検

マンションの排水口点検があるので休暇。 点検自体は5分程度で終わるのだが、実施する時間が午後一で、午前半休も午後半休もギリギリとれないんだよな。 朝一とは言わないけど、10時ぐらいに前倒してもらえないものか。 と思って案内をみたら、順番に一斉にやらないと効果が落ちるので順番は変えられないと書いてあった。 時間を変えられないか? ってのはFAQなんだろう。

点検は予定通り午後一に始まり、予想通り5分で終了。 特に異常なし。 点検完了のサインをしながら他の状況を見たら、辞退が数軒あった。 一斉にやれてないじゃん。

その後、父と浅川沿いを散歩。

大抵のことは忘れている父だが、介護施設のことだけは覚えているらしい。 川土手に来ると、必ず 「あ、介護施設じゃ! いつも行きよるとことじゃ! でもこんな近かったかいのぉ」 と言う。 そして、そう言ったことをすぐに忘れて、数分置きに同じことを言う。

こんな状態でも覚えているのだから、介護施設はきっと楽しいのだろう。

今日もいつもの言葉を聞きながら歩いていたら、遠くからサイレンが聞こえてきた。

「消防車かのぉ」

「そうだね。 どこか火事かもね」

いつもとちょっと違うパターンの繰り返しを適当に流しながら歩いていたら、サイレンがどんどん近づいてきた。 3台ぐらいが次々に。 そして、目の前の介護施設で止まったのだった。

ホース運搬用?

延長ホースの運搬用だろうか。 消防車の後部に格納されている。 サンダーバード4号的なポジション。 ちょっとかっこ悪い。

消防車

消防車はかっこいい。 真っ赤とか、ねえ。

消防車がきて消火栓にホースを繋ぎ、また別の消防車から化学系の消化剤タンクを背負った隊員もやってきたのだが、何故か皆のんびりムード。 火の気も煙も特に見えないので、施設職員だけで消化できた小火か、或いはタバコの煙なんかの誤検知だったのかもしれないな。

白梅

高幡不動の梅。 程良い頃合い。

三叉

高幡不動の三叉。 満開ちょっと前。

UTU

鬱病に関する記事。 QLifeから。

うつ病の患者さんは世界で約3億5000万人

現在、世界で約3億5000万人がうつ病を抱えているといわれています。 その経済損失はヨーロッパだけでも920億ユーロとも推定されており、うつ病の治療は、世界的にも大きな関心事といっても過言ではありません。

こうした現状を受け、ルンドベック・ジャパン株式会社が、日本を含む世界16か国のビジネスパーソン1万6,000人を対象に 「職場でのうつ病に関する国際意識」 調査を実施。 2月26日、都内で行われたセミナーで調査結果が報告されました。

その結果、日本でうつ病と診断されたことがある人は10%と他国に比べて低い一方で、うつ病経験者の約7割がうつ病が原因で仕事を休んだことがあると回答。 平均休職期間は79日と、他国に比べても長いことがわかりました。 また、日本では同僚がうつ病とわかっても「何もしていない」人は16か国中トップの40%。 逆に、積極的にサポートを申し出た人は16%と、16か国中最下位という結果でした。

職場でのうつ病への対応が遅れている日本

今回、他国の調査結果と比べて特に大きく差が出たのが、うつ病の同僚への対応です。 職場で同僚がうつ病だと知っている、あるいはうつ病だと思うと回答した人に、その時にどうしたか尋ねたところ、日本では、 「本人と話をし、自分に何か役に立てることはないかと尋ねた」 人は16%でした。

登壇した上島国利先生(国際医療福祉大学 医療福祉学部教授)は、 「EUやアメリカの調査結果では、半数近くの同僚あるいは上司が声をかけています。 また、日本では『何もしていない』人が40%と最も多かったのですが、EUでは13%、アメリカでは20%でした」 と、日本はうつ病への対応が遅れていることを指摘。 さらに、自社のうつ病の社員へのサポートに満足している管理職が21%と、こちらも他国と比べて最も低い値だったことをあげ、職場でのサポート体制の整備が必要だと強調しました。

声をかけるといった行動は、結果として何もしてないのかもしれないけど、したくてもできない現実もあるだろう。 鬱を発症している職場の人たちの平均残業時間も併せて記載してほしいものだな。 アメリカやEUより日本の方が圧倒的に多くて、周りの人だってギリギリのところで踏ん張ってる状態なんじゃないのかね。

それに、誰かが鬱で長期休暇になると、周りの人がそいつの分も仕事をすることになるのだけど、そういったサポートは無視なのか? って、何も声をかけずに自分の仕事までこなされたら、罪悪感や無力感でよけいに沈んでいくのかもしれないのか。 自分は必要とされてないんじゃないか? とか。

声をかけないのは、何を言ったら良いのか判らないってのもあるんじゃないのかね。 励ましちゃ駄目とか。 あと、変な方向にメンタルこじらせてる人だと、何を言っても悪くとってハラスメント扱いされそうだし。 記事では、日本人が冷たいってニュアンスだけど、気を使い過ぎの自縄自縛で何も言えなくなってるとしたら、それはむしろ優しいからじゃないか。

ないか。

ま、職場事情の違いを書かないのは意図的なんだろうけどさ。 震災4周年で 「自分が生き残るために、行かないでと縋る母親を見捨てて逃げる娘」 が注目されたりしてるし、職場の過酷さを書いちゃうと記事を書いた意図と違う方向に反応されると思ったのかも… ってのは捻くれすぎか。

何か役に立てることはないかと声をかけるのはいいが、それで共倒れの未来が見えているなら、声をかけないのが正解だよな。 それでも何か言いたいなら、この言葉を勧めよう。

ありがとう、大好きだよ

まあ、別れの言葉なんだけどね。