2015 04 15

夕焼け

夕焼けの1

北の空。

夕焼けの2

西の空。

NHK

NHKが映らないテレビを作ったら売れるのではないかと思っていたのだが、どうやら作っても売ることができないらしい。 先月末に、後で読もうと保存しておいたINTERNETCOMの記事から。

NHK(日本放送協会)の放送だけを映らなくするアンテナを、筑波大学視覚メディア研究室が開発、「ニコニコ超会議 2015」の「第8回ニコニコ学会βシンポジウム 研究してみたマッドネス」に応募した。

NHK は地デジ技術特許を多数持っており、知財権の制約により NHK が映らない地デジ対応テレビは、国内では販売できない。 しかし、アンテナは、知財権の制約のない古い技術を組み合わせて作ることができる。

筑波大学視覚メディア研究室はこの研究で、関東広域圏のスカイツリーからの電波で、NHK 以外の放送が映る状態を維持しながら、NHK だけ映らないアンテナフィルタの製作方法を述べる。

原理的には、よく知られた共振型ノッチフィルタを用いる。

関東広域圏では、21ch~25ch に主要民放、26ch にNHK E テレ、27ch に NHK 総合が割り当てられている。 26ch の中心周波数(551MHz)と 27ch の中心周波数(557MHz)にピークを持つ Q 値の大きい2つのノッチフィルタを並列につなげば、NHK の2放送を同時に遮断できる。

しかし、フィルタを2つ使うとコストが増大するので、26ch と 27ch の中間にピークを持つノッチフィルタで、NHK の2放送を同時に遮断する方法を試みた。 その結果、26ch と 27ch の中間より若干高い周波数にピークを持つノッチフィルタを用いると、最も高い確率で、NHK の2放送を同時に遮断できることが確かめられた。

アンテナを工夫すればNHKのチャンネルをある程度排除することができるというのは、そりゃそうだよなという程度の感想しか無い。 俺の家はケーブルテレビでアンテナ関係無いし。 しかし 知財権の制約により NHK が映らない地デジ対応テレビは、国内では販売できない というのは知らなかった。 そんなことになってるんだね。 知財権って、特許料を払うかその特許を使わないかという選択だと思っていたのだが、販売できないって制約をかけることもできるのか。

まあ、俺はNHKを割とよく見るので、無理して排除する必要は無いんだけどさ。 サイエンスZERO、ブラタモリ、地球ドラマチック、マサカメTV あたりは欠かさず見ているし。 民放で欠かさず見ているのは何だろう。 日曜日は、 世界遺産 → 夢の扉 → 鉄腕DASH が確定ルートで、その後惰性でイッテQだけど、そのぐらいか。 朝と夜のニュースがほぼNHKなので、テレビをつけている時間の半分以上がNHKかもしれない。

ニュースといえば、鈴木さんが朝から夜に移動になったのだが、なんかちょっと雰囲気が変わってしまったんだよな。 俺は、朝のちょっと緩い雰囲気が好きだったのだが。