2015 06 04

昼の雲,夜の月

昼の雲

昼の雲。 見える範囲の端から端まで伸びた雲の帯の隣に、同じような乱れ方をする雲が並んでいた。

こうした模様って、いろんな要因が複雑に絡んだ結果のはずなのだが、簡単な式一つで描けそうな気がするんだよな。 自己平方フラクタルとかで。

夜の月

夜の月。

アパートで一人暮らしをしていた頃は、よくベランダで月を眺めながら水割りを飲んだりしてた。 焼いた柳葉魚や椎茸を肴に。 で、ほろ酔い気分で眠くなって、窓を開けたまま眠ってしまって、見えない同居人に起こされたりしてた。

そんなことを思い出しながら月を見てたら、BGMが宇多田ヒカルの Heart Station になって、これが妙に馴染む。

私の声が、聞こえてますか?

ラジオから語りかける側になったことは無いし、これから先も無いだろう。 でも、こんな風に言ってみたい気持ちは判る気がする。 というか、今まさに 「月が綺麗だよ」 と伝えたい。

しかし

心の電波、届いてますか?

はどうなんだろう。 世間的にどうなのかは知らないが、俺の中では 「電波」 が、ちょっとアレな状態を指す言葉としてすっかり定着してるんだよな。

あと

秘密のヘルツ

は、最初は違和感があったのだが、頭の中でこの言葉を繰り返すうちにしっくりくるようになったのは韻を踏んでいるからだろうか。

これまた俺の中で定着していることなのだが、韻を踏んでいると気付くと、同じパターンをいろいろ考えてしまうんだよな。 今日もそう。 秘密のヘルツ から始まって、

と、せっかくの綺麗な月が台無しのルナティック。 しかもこれが 「私の声が〜」 からのメロディーにちょうど乗ってしまったせいか、その後も無駄にリフレイン。 心の電波は、やっぱり届いて欲しく無いかな。