2015 07 18

また夕焼け

夕焼け

連日の夕焼け。 この時期、暑いのはどうでもいいが、夕焼けが見れるのは良い。

安全保障関連法案

一昨日、安全保障関連法案が衆議院で採決された。 日テレNEWS24から。

集団的自衛権の限定的行使や自衛隊の世界規模での活動拡大を含む安全保障関連法案が16日午後、自民・公明の与党と次世代の党などの賛成により可決された。 民主・維新など野党5党は 「採決そのものを認めない」 などとして、本会議での採決には加わらなかった。

民主党・岡田代表 「議論をしても国民は納得しない。 そういう中で、ここは早くやるしかないんだという中で行われた。 追い込まれ、強行採決です。 断固認めるわけにはいきません」

一方、安倍首相は 「日本国民の命を守り、そして戦争を未然に防ぐために、絶対に必要な法案であります。 国民の皆様の理解が深まっていくように、党を挙げて努力をしていきたい」 と話し、今後も丁寧に説明していく考えを強調した。

法案が衆議院を通過し、今の国会の会期中にいわゆる60日ルールが適用できるようになったことで、今の国会で成立する公算が大きくなった。

どれだけ時間をかけたところで、野党は 「議論は尽くされていない」 としか言わないのだし、その結果として強行採決という形になるのも最初から見えているのだから、審議にかける金も時間はほぼ無駄なんだよな。 だったらもうさっさと強行採決すればいいのに。

これ、前日の15日に衆議院の特別委員会でまず採決が行われたのだが、これがもうグダグダ。

賛成の人は起立をと言われて、賛成派はもちろん立ち上がるのだが、このときは反対派の民主党も各人が反対のプラカードを持って起立。 で、プラカードを持って委員長を取り囲むのだが、手にしたプラカードが向いているのは委員長ではなくて取材陣のカメラ。 何故こんな下らないパフォーマンスに走るのか。

この反対のプラカードを持って起立した人たちは、賛成と反対のどっちに数えられたのだろうか。 賛成に数えるのは立ってるかどうかだけで、反対のプラカードを持っているかどうかなんて条件はないだろうし、賛成なんじゃないかって気がするな。

まあプラカード組を数えるまでもなく採決の結果は出ているのだが、せっかく立ったのだから 「自民党、公明党、民主党の賛成により」 なんて言ってあげれば良いのに。

ひょっとして、実は賛成だけど素直には賛成できないツンデレなのか?

「立ったのはプラカードを見せるためで、別にあなたに賛成してるわけじゃないんだからね!」

みたいな。

ちなみに、維新の会は対案を否決されて退席。 これはこれでどうかと思うが、プラカードよりはマシか。

関連する記事をもう一つ。

安保関連法案は15日の衆議院特別委員会で採決され、民主党の議員と共産党の議員が抗議したほか、維新の党の議員が退席したが、自民・公明の賛成多数で可決した。

こうした中、国会前では法案に反対する人たちが集会を開き、法案の廃案などを求めて声をあげた。

「強行採決、断固反対!」

主催者発表では10万人、警察関係者によると6~7000人が参加し、うち数百人が夜11時過ぎまで法案への反対を訴えた。

主催者は参加人数を盛ってしまうものだが、それにしても警察関係者の数字との差があり過ぎだろう。 実際のデモの画像も、どう見ても10万人はいないようだし。 というか、参加人数を大幅に水増しするこうしたやり方は 大本営発表 と同じなのだが、気付いているのだろうか。 自分たちの足元から軍靴の足音が聞こえてきたりはしないのか?