2016 05 22

片倉

そろそろ蜻蛉が姿を表す頃だろうと、片倉に行ってみた。 が、まだちょっと早かったようで、蜻蛉はほとんど見かけなかった。 花は色々咲いていたんだけどね。 あと、鳥は煩いぐらいに鳴いていた。

鳴いているのは主に画眉鳥。 鳴き声が良いからと大陸から持ち込まれ、やっぱり煩いと捨てられたのが野生化して広まり、今では侵略的外来種ワースト100選定種。 この経緯で侵略的って言われても、ねえ。

煩いのは子供も。 子供だけよりも親子で来ている子供の方が煩いのは、何か親へアピールしているからだろうか。 そんなクソ煩い子供の一人から、なぜかハイタッチを求められた。 訳が判らない。

山法師

山法師。 真っ白という表現が全然大袈裟じゃない勢いで咲いていた。

猫

藪の中に何かいるらしい。 ゆっくりと近付いて、揺れる藪に驚いて飛び退いて、またじわじわと近付くループ。 漲る緊張感。

樹皮

迷路のような模様の樹皮。 一皮剥けた中もまた迷路。

マンホール

八王子のマンポールはこんな模様。 この近所にはこればかりだが、市街地ではカラー版もあるらしい。

報道しない自由

舛添君のあれこれで、都庁に結構な数の抗議の電話がかかってくるらしい。 ちょっと前の産経新聞から。

高額な海外出張費をはじめ、韓国政府への都有地貸与、公用車での別荘通いと立て続けに東京都民らの批判を集めた舛添要一知事。 一連の騒動を受けた都庁への批判は延べ1万件を超えた。 「仕事にならない」。 鳴り止まない電話に、都職員からは悲鳴も聞かれる。

都によると、「家族旅行」の疑惑を受け、11、12日に都庁に寄せられた批判は計480件。 「公私混同」「しっかり説明すべきだ」。 知事直轄の政策企画局や都民の声課には、電話やメールで次々と厳しい声が届く。

だが、政治資金は本来、舛添氏個人の事務所の問題。 さらには知事就任前の不祥事とあって、事情を知らない都職員は対応に苦慮。 「政治資金の問題なので答えかねる」などと丁寧に対応しているが、ある職員は「対応で業務に支障が出そうだ」。

都庁には、舛添氏のパリ・ロンドンの出張費が5千万円に及んだことが判明した3月以降、舛添氏の政治姿勢に関する批判が殺到。 都によると、「高額すぎる」など海外出張に関する意見は、これまでに延べ4200件に及ぶ。

また、舛添氏が、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領からの依頼に従い、保育所不足に悩む新宿区の都有地を韓国人学校の増設用地として貸し出す方針を打ち出したことについては、「韓国でなく、都民のために使うべきだ」などの批判が延べ7450件。 公用車を使って神奈川県湯河原町の別荘にほぼ毎週末通っていた問題については、「距離が遠い」「毎週末はいかがなものか」など延べ1800件の批判があった。

どれだけ電話をしたところで本人には伝わらないだろうし、仮に伝わったとしても改める気もないだろう。 ただ電話対応する職員が疲弊するだけ。 電話したくなる気持ちは判らなくもないが、まあ、時間の無駄だよな。

それに件数で数字を挙げているが、同じ人が何度も電話してるだろうから、人数だと若干減るだろう。

と、ありきたりの感想しか湧いてこなくて軽く流すニュースだったのだが、TBSとのコラボレーションでちょっと面白くなった。

産経新聞の記事から数値を抜き出してまとめると、

韓国人学校 7450
高額出張費問題 4200
公用車使用 1800
政治資金疑惑 480

これをTBSのひるおびでは

都庁に問い合わせ殺到 一般からの問い合わせ 約6480件(〜12日)

と報じていたのだそうだ。 産経新聞と出典を明示してのフリップに表示された内訳は以下の通り。

高額出張費問題 4200
公用車使用 1800
政治資金疑惑 480

第1位の韓国人学校への用地提供約7450件を無かったことに。

引用の基本ルールは、引用元を明示することと改変しないこと。 一部省略は一般にはルール違反ではないが、しかしこうした数値の引用であれば、最大項目を消してしまうのはもうほぼ改変だろう。 ここに 「その他7450件」 とでも入れていればまだ可愛気もあるが、無かったことにするってどうよ。