2016 07 23

夢の中・夢の涯

ある種の連携がなければ達成できないのできっと珍しい事だと思うのだが、でも報道する程でもないようなニュース。 朝日新聞から。

京王電鉄バスは20日、東京都多摩市で、路線バスの男性運転手(60)が終点で眠っていた乗客に気づかず、近くの車庫にそのまま戻るトラブルがあったと発表した。 高校1年生の少女(15)が約40分間、閉じ込められ、別の運転手が気づいて降車させた。 少女に体調不良はないという。

トラブルは16日夜にあった。 同社によると、運転手は、終点と車庫入庫時に行う客席確認を怠っていたという。

仕事帰りは、終点であり始点であるバス停からバスに乗る。 京王バスだ。 そのバス停では、乗り降りする場所が手狭かつ段差があるため、まずその段差に降車口を合わせた状態で降車口が開き、全員降りた後で一旦ドアが閉まり、乗車口の位置を合わせるためにちょっと移動してから乗車口が開く。 結構親切。 まあ、やらない運転手もいるけど。

これまで、この一連の流れの中で運転手が席を立つ事はなかったのだが、昨日は乗客が降りた後、運転席を立って一番後ろの席まで行って戻ってからドアを閉めていた。 忘れ物の連絡があって調べてるのかと思ったが、あれは物ではなくて人が残ってないか確認してたのだろう。 きっとこの事件を受けて、確認強化を即日実施となったのだ。

しかしこれ、いつまで続くかね。 やる人はやるだろうけど、きっと1ヶ月も経てばやらない人が出てくるのだ。 バスの位置合わせのように。 そしてまた同じような問題が起こり、更に規則が厳しくなって、でもその効果はダメな人には1ヶ月限定。 結局、元々問題を起こさないような真面目な人だけがどんどん面倒な思いをすることになるのだ。

そういう面倒を人の努力で何とかしようとせずに、機械に任せる方向で考えればいいのに。 例えば、最近はほとんどの人がSuicaやPasmoを使っているのだから、乗降でのタッチをカウントして車内に残っている人数を表示するとか。

席や床にセンサーを設置して、何かがそこにある事を検知させるのもいいだろう。 これならシルバーパスや現金の人にも有効だし、運転手が車内の状況を把握するために乗客に余計な手間をかけさせる事も無い。 ちょっとしたセンサーでお手軽にできそうだけど、信頼性を上げようとすると、やっぱりそれなりの金がかかるのかな。

しかし、そこまで爆睡する女の子もどうなんだって話だよな。 女子高生がバスの中に一人だけ、終点を過ぎても眠ったままとか、もうエロい妄想しか浮かんでこない。

エロと言えば、一昨日だったか、大橋巨泉が死んだそうだ。 確かその数日前に永六輔も死亡。 まあどっちも、そろそろ死んでもおかしくない歳か。

子供の頃、こっそり深夜番組をみてドキドキしたものだが、だいたい良いところで大橋巨泉の顔に切り替わってたんだよな。 当時は殺意すら覚えたが、今では良い…のか悪いのか微妙だがまあ思い出だ。 ということで、今日撮ってきた花を手向けに。

赤詰草

赤詰草。 今年は白っぽいのが多いが、こいつは赤かった。

百合

百合。 最初に目に付いたのは百合だが、しかし近寄って見て気になったのは根元で咲く花の方。

何?

その花。 名前は知らない。 ちょっと気持ち悪いが、一度見てしまうと気になって何度も見てしまう。