2016 10 16

閲覧注意の冬の気配

一応10月いっぱいがクールビズの期間なのだが、そろそろ上着を着ようかと考えたりする程度に朝の気温が下がってきた。 ベランダの鉢は一足早く冬の位置に移動済み。 太陽の角度がかなり浅くなってきて、夏の位置だともう日が当たらなくなってしまったのだ。 こうした季節の変わり目を迎えるたびに思うことだけど、時間が経つのって早いよな。

油虫

朝、水をやろうとして、雨でもないのに葉に水滴があることに気がついた。 先日の強風で先端が折れてしまったのだが、どうやらそこから滴り落ちているらしい。

どうしたものかと折れた部分をよく見たら、どこから湧いてきたのか、アブラムシがびっしり集っていた。

このアブラムシだが、実はこの時期は雌だけ。 春から秋にかけては単性生殖で、雌が一匹だけで子を産んで増える。 一応卵なのだが、体内で孵るので、見た目は出産。 それだけでも十分凄いのだが、さらに凄いのは、そうして生まれてくる子供の体内にはもう孫が育っていること。 弱い虫ならではの生存戦略なのだが、初めて知ったときは驚いた。

まあ、だからと言って手加減することもないのだが。 見つけたアブラムシは滅殺。 女も子供も容赦はしない。

臭木

臭木(クサギ)の実。

散歩の途中で見つけた。 羽根突きで使われる羽根のような形は可愛らしいが、色はかなり毒々しい。 なんかヌラヌラした光沢があるのも、俺的にはマイナスポイント。

姫十字長亀虫

姫十字長亀虫(ヒメジュウジナガカメムシ)

こいつら、いつも集団になっている。 食事も越冬も集団。 ギャング。

蔦

地面から這いのぼる蔦の類で完全に覆われた木。 覆っているのは荒地瓜だろうか。

天道虫

天道虫の蛹。 これがあの天道虫になるとは、ちょっと想像できないよな。 まあ、幼虫からはもっと想像できないんだけどさ。