2018 01 21

烏の兄貴

京王線では、一部の特急に予約席を導入するのだそうだ。

ちょっと高い金を払っても座りたいという人が対象だそうだが、そんな人がどのくらいいるんだろうか。 新幹線ならともかく、京王線なんて端から端まで乗っても1時間程度だし、10分も待てば次が来るし、混んでたら一本待って次の電車に乗る俺は一生予約なんてしない気がする。 足腰弱ってきたら、また違う感想になるのかな。

新型車両

これがその予約席が導入される新型車両らしい。 そんな目で見るからか、ちょっとお高くとまっている感じがする。

大鷹

河原に大鷹がいた。 なんでこんなところに大鷹が? と思ったら、川面の鴨の子を狙っているらしい。

鴨

こいつらが狙われている鴨ファミリー。

鴨の子は遠目にもはっきりわかるぐらいに泳ぐのも飛ぶのもぎこちないし、これはもう殺られるのは確定だと思っていたのだが。

鷹が飛び立つと、怯えた鴨が慌てて身を寄せ合う。 鷹はその上を二回ぐらい旋回して、どれかに狙いをつけたのだろう。 くんっと角度を変えて降下しようとしたところで、いきなり烏に突っ込まれて体勢を崩し、慌てた様子で元いた河原に戻った。

その後も何度か鴨を襲おうとするのだが、その度に烏に邪魔をされていた。

烏、仲間を呼びながら邪魔しているようで、見上げれば上空にたくさんの烏が舞っていた。

鷹も多勢に無勢は不利と悟ったのだろう。 とうとう諦めて飛び去るのだが、一羽の烏が鷹を執拗に追いかけて攻撃していた。

烏はなぜ鷹の邪魔をしたのだろうか。 鴨と仲良しだったってことはないよな。 烏だって空腹のときは卵を盗んだり雛を襲ったりするし。 自分たちも子育ての最中で、鷹にここが餌場だと思われると自分の子の危険も増すとでも考えたのだろうか。

まあ烏の事情が何であれ、助けてもらった鴨はきっと感謝しているだろう。 「僕、大きくなったら烏になる!」 なんて子鴨もいるんじゃないだろうか。