2018 05 03

いつもの

やるなら最初からやっとけよという話。 日経から。

国際卓球連盟(ITTF)は3日、スウェーデンのハルムスタードで開催中の世界選手権団体戦で韓国と北朝鮮の女子合同チームを発足したと発表した。 チーム名は「コリア」。 合同チームは4日の準決勝で、3大会連続の決勝進出を目指す日本と対戦する。

北朝鮮は2日の決勝トーナメント1回戦でロシアに勝ち、この日の準々決勝でメダル確定を懸けて韓国と対戦が決まっていた。 日本卓球協会の星野一朗専務理事によると、両国からITTFに合同チーム結成の申し入れがあり、ITTFが受け入れたという。

3日に試合会場に現れた両チームの選手は、笑顔で記念撮影に応じるなど和やかな雰囲気だった。 報道陣の取材に韓国代表の梁夏銀は「最初に聞いた時は驚いたが、とてもうれしい」と話し、北朝鮮代表のキム・ソンイも「信じられないが、互いの技術を合わせてもっと上のレベルを目指したい」と語った。

大会中に突然合同チームが結成されたことについて、星野専務理事は「卓球がこれまで果たしてきた国際平和への関わりを考え、歓迎したい」と語った。 日本の女子選手に伝えたところ、動揺などは見られなかったという。

卓球では1991年に千葉市で開かれた世界選手権の際に統一チーム「コリア」が結成され、女子団体で中国を破って優勝した。 韓国と北朝鮮が4月27日に発表した「板門店宣言」には、今夏のアジア大会などの国際競技に両国が共同で出場するという文言が盛り込まれていた。

南北朝鮮の選手のコメントの 最初に聞いたときは驚いた信じられない が本当なら、選手から自発的に出た話しじゃないってことだよな。 まあ、選手が自発的に合同チームをと言いだしたと書かれていても、誰も信じないだろうけどさ。

今夏のアジア大会などの国際競技に両国が共同で出場すると宣言してるんだったら、最初から合同チームで参加すればいいのに。 過去にもやってるんだし。 と思ったが、過去にもやってるし、南北朝鮮だけでもないし、そのパターンはもう陳腐化してると判断した結果が、今回の途中合流だったのかもしれないのか。

そんな目で見ると、一気にいろんなことが怪しく見えてくる。 あっさり承認されたのは、実は大会前に打診があったからじゃないか。 南北が共同で日本と戦うという演出のために、対戦国の組み合わせも決められたのではないか。 等々。

なんて言っても、反対って訳じゃないんだよな。 積極的に賛成もしないが、反対もしない。

準決勝まで勝ち進むのに尽力したのに、合流することになってしまったために試合に出場できなくなる選手がちょっと可哀想とは思う。 しかし最初から合流してたら試合には出られなかった可能性が高い訳で、その人たちにとってどっちが良かったのかは微妙なところ。

日本の選手にとっては

と、結構大きな差があるのだが、しかしこの差は、あっさり勝ったか縺れてフルセット戦ったかという程度でもあるんだよな。 大会を勝ち上がる中で、かなり高い確率で発生する差。 なので、動揺が全く無いってこともないだろうが、有っても大きくはないだろう。 アドバンテージを談合的に手に入れたことに対しての思いはあるだろうが。

今後のために、そんな思いを少し軽くする方法を教えてあげよう。

今後も同じような状況がきっと発生するだろう。 そうなりそうなとき、相手が合同チーム結成を発表する前にこう言うのだ。

面倒だからまとめてかかってこい

もちろん勝つことが前提。