虎に翼

朝、ニュースに続けてたまに見ている連続テレビ小説 虎に翼 は、日本初の女性弁護士、女性裁判官をモデルにした話。

主役の女は、司法試験合格の記者会見で、女というだけで裁判官になれない現状に抗議の演説をかましてた。 「私たちは怒っています」 と。

まあ、それはいい。 能力ではなく女だからってだけで排除されるのは、誰だって納得いかないだろうから。

でもこの人、男が男だからってだけで徴兵されて死んでいくことには何も言わないんだよな。 自分の夫が徴兵されて死んでも。 まあ結婚も弁護士事務所の顧客の信頼を得るためにしたようだし、夫にも踏み台ぐらいの思いしかないのかもしれないが。

劇中、女だからと馬鹿にされる場面が多々出てくる。 「これだから女は」 と馬鹿にされることは、実際によくあったのだろう。 でもこの流れだと、徴兵で男だけ死地に追いやられるのを因果応報と思わせるためのヘイト稼ぎに見えてしまうんだよな。

この話のモデルである三淵嘉子は、1984年没だそうだ。 享年69歳。 ずっと昔の話だと思って見ていたのが、意外に近くてちょっとびっくりした。

随所にNHK臭さが漂うこの番組を、モデル本人が見たらどう思うのだろう。 やっぱりNHK臭いと思うのだろうか。