燃え尽きた闘魂

アントニオ猪木が死んだ。 享年79歳。 数日前に急に体調を崩し、入院していたそうだ。

しばらく前に猪木の姿をテレビで見たのだが、びっくりするほど痩せていた。 かつてリングの上で見た姿とはかけ離れた弱々しさだった。 もうあんまり先が長くないと予感させるような。

しかし痩せて弱ってはいたが、大きくて重そうでもあったんだよな。 本人は勿論だが、家族や看護師も大変だったんじゃないだろうか。 物理的に。 まあそれでもジャイアント馬場よりはマシだろうが。

猪木とはきっと何の関係も無いが、スーパーの惣菜が値段そのままで中身が減っている。 以前は6個入りだったのが5個とか。 パックの握り寿司は、数だけじゃなくてシャリの量も減っていた。

いくつか種類を買って父と二人で分けて食べているので、量が減ってしまうと微妙に足りない。 偶数個が奇数個になると分けるのも困る。 なので量はそのままで値段を上げて欲しいのだが、その選択は難しいのかね。

思うに、皆がこんなサイレント値上げに逃げるから経済が成長しないんだよな。 勿論、費用削減の工夫はあって良いけど、かかるものはかかるのだからとはっきり値上げした方がいいと思う。

努力なら、如何に判らないように値上げするかでなく、如何に値上げを納得させるかに向けて欲しい。 そこに闘魂注入。

「社員の給料を上げるために値上げします!」

なんてアピールすれば、買う側も値上げを受け入れてくれるんじゃないか。 こちらも闘魂。 そして風車の理論。

あ、いや、受け入れるかどうかは値上げの幅によるか。 倍になっても笑って買うほどの闘魂は、少なくとも俺には無いな。