彼らの目に映るのは

柔道の視覚障害部門の韓国代表15人の11人が偽の障害者だった話。 朝鮮日報から。

健常者の柔道選手を視覚障害者であると欺き、パラリンピックなど複数の国際大会に出場させた障害者柔道・韓国代表チームの監督が身柄を拘束された。 パラリンピックで金・銀・銅メダルを獲得した選手らも裁判を受けることになった。 彼らが国から受け取った報奨金は総額で1億2000万ウォン(約1130万円)に上る。

〜中略〜

視覚障害選手の基準は視力0.1以下だが、この診断を受けるため選手たちは目が見えない「演技」を行った。 眼鏡を外して病院に行き、パク氏の腕をつかんで移動した。 診断を行った医師に対しては、見えるものも見えないとうそを言った。 検察は彼らの視力が悪くないことを示す別の検査結果を確保している。

彼ら13人の「偽視覚障害者選手」は2014年に仁川で開催されたアジア・パラリンピック競技大会と、18年にインドネシアのジャカルタで開催された同大会の柔道競技に出場した。 とりわけ金メダル7個、銀メダル3個、銅メダル4個を獲得したジャカルタでの大会では、韓国代表として柔道に出場した選手15人のうち11人が偽の視覚障害者だった。

一度障害認定を受けると、その先ずっと障害者のふりを続けなきゃいけなくなるだろう。 障害者、それも視覚障害者のふりを続けるのは、かなり大変なことなんじゃないかと思うのだが、実際どうなんだろう。 熱りが冷めたところで 「手術したら0.2まで視力が回復した」 とか言うつもりだったのだろうか。

これがドーピングなら、試合後は普通に暮らせるだろう。 肉体は男性だけど心は女性ですってのも、あの時は女だったけど今は男っていえば通りそう。 でも 「目が見えません」 は、そんなレベルじゃないよな。

ちょっと先のことが見えるならやらないと思うが、何も見えてなかったのだろうか。 先の破滅が見えてはいたけれど、それでも目先の勝利を掴みたかったのだろうか。

15人中11人が偽ってことだし、先が見えるとか見えないとかじゃなくて、勝つためには手段を選ばない文化なのかもしれないな。 勝つためなら嘘も反則もありだと。 いやむしろ嘘もつかず反則もしないのは馬鹿とまで思うのかも。

まあ、ヨーロピアンが勝てないならルールがおかしいと考えるような連中が国際大会を仕切ってたりするからね。 そんな中でやるなら、嘘も反則もありなぐらいがちょうど良いのかもしれないな。