呼ばれない名前

都知事選は小池百合子が当選した。

彼女が当選するだろうと思ってはいたが、思っていた以上に差がついた。 しかし改めて候補者を見ると、ほとんどの人は消去法で選んだんじゃないかって気がするよ。

上位6候補の得票数は以下の通り。 単位は万。 千の位を四捨五入している。

得票数 (万)
小池 百合子 366
宇都宮 健児 84
山本 太郎 66
小野 泰輔 61
桜井 誠 18
立花 孝志 4

俺はほぼNHKのニュースで選挙の様子を見ていたのだが、ちょっと面白かったのは、開票前後の報道の変化。

選挙の前は、小池、山本、宇都宮、小野、立花が動画だった。 残りは名前の一覧のみ。

選挙の後は、小池、山本、宇都宮、小野が動画。 他は得票数の一覧のみ。

まあ言うまでもないことだが、NHK的に触れたくないのは桜井誠なんだよな。

選挙前

立花孝志に触れないのは拙い。 それでなくても候補者の扱いが公平でないと批判されているのに、ここで彼に触れないと、NHKが自分の立場を利用して敵対的な主張をしている候補の選挙活動を妨害したと見られてしまう。

立花孝志を取り上げると、この批判をかわすことができる。 さらに、上位想定5人でキリ良く自然に扱いを変えることができて、同じぐらいかちょい下に来るあろう桜井誠に触れなくて済む。

選挙後

桜井誠が立花孝志の上になってしまった。 選挙前には動画で取り上げていた立花孝志に触れないのは不自然だが、しかし彼を取り上げると、その上の桜井誠にも触れない訳にはいかない。 それは避けたい。

幸い、2位の宇都宮健児から4位の小野泰輔までは同じような得票数で桜井誠とは、断絶がある。 動画での扱いは4位の小野泰輔までとして、何か突っ込まれたら 「50万票以上の得票者を詳細に」 とか言っておけばいいだろう。

そんなことを考えた結果の報道じゃないかと邪推しているよ。