また土俵
冷たく強い風。
「大阪府知事ってさぁ、何が何でも土俵に上がりたいんだね」
「何の害もないんだから、上げてやりゃいいのにね」
「家のかみさんが、なんかそれでグチグチ言っててさぁ」
「いい迷惑だな」
「そうだよ。 何でそんなに上がりたいのかね」
「改革する知事のアピールかな。 東京とか長野に刺激されて」
「なんだかなぁ」
「まあ、穢れてるから駄目ってのも、いい気はしないだろ」
「そりゃそうだけどさ」
「あっ!」
「なに?」
「閃いた」
「何を?」
「穢れてるって、生理を指してんだろ?」
「うん」
「だったら、『もう上がってます』って宣言すればいいんだよ」
「わははは」
「そう言われたら反対できないだろ?」
「そりゃそうだけど、それを言えないのが女心だろ」
「女心か」
明日は浜松町。