泣く女

休日出勤で出社した。

日曜の会社は、日曜だから当然だが、誰もいない。 電話もかかってこない。 仕事がとても捗る。 他人がいなくて電話がかかってこないのは在宅作業も同じではあるが、ネットワーク越しじゃない作業性の良さもあって、仕事の効率は段違いだ。 だから積極的に出社しようとは思わないが。

そうそう、通勤途中のことだが、日野駅のバスロータリーで泣いてる女がいた。 見た感じ30前後。 タクシー乗り場のベンチに座って 「うわーん」 と、大人にアピールする小さい子のように号泣してた。 いったい何があったのか。

通りかかったおばちゃんが声を掛けたが、泣いてばかりで答えない。 肩に手を置いて話しかけるおばちゃんをチラ見して、あとはずっと号泣。 可哀相を通り越してちょっと気持ち悪い。 おばちゃん、よくあんなのに話しかけるよな。

しばらくして、というのは体感で1分ぐらいだが、おばちゃん、自分で話をするのは諦めたらしい。 すぐそばの交番に行って女の方を差して何か言ってたが、バスが来たのでその後は判らない。 仕事が終わって帰る時にはいなかった。

交番からよく見える位置で泣いてるのだから、警官もおばちゃんに言われる前に行けばいいのに。 と思ったが、言われるまでもなく先に行ったんだよな、きっと。 そしておばちゃん同様、諦めたのだ。 泣いてるだけで実害無さそうだし。

しかし、本当に何があったのかね。 まあ何であれ、あれだけ泣けるなら死んだりはしないだろうが。