賢い猿
昨日、天才チンパンジーのアイを、ニュースで見ていた。 人並みの短期記憶を持っているのだそうだ。
その昔、人は、他の動物よりも脳が大きいことをもって、他の動物に優れているとしていた。 やがて、鯨のような大きな動物では、人よりも脳が大きいことがわかった。 すると、脳の体に占める割合が大きいことを、優秀さの根拠とした。 さらに、ある種の猿や海豚の方が、脳の割合が大きいことがわかった。 今度は、脳の皺の数で優秀さが決まるのだと言い出した。 それすらも海豚に負けて、推理力や想像力等の高度な働きによって、人が優れているのだということになった。
猿がやっていたのと同じテストをして、猿より結果が悪かった人が、へらへら笑っていた。 笑っていられるのは、そんなテストでは計れない 「人が人たる能力」 において、圧倒的に猿に勝っていると思うからだ。 チーターよりも走るのが遅くても、誰も悔しいとは思わないのと同じだな。 では、 「人が人たる能力」 の全てにおいて上回る猿が現れたとき、その猿は、人からどんな扱いを受けるのだろうか。 俺はそれを見てみたい。 とくに、神が人を作ったなんて言ってるような人が、自分よりも優秀な猿に対峙してどうするのかを。
ま、そんな猿なら、用心深く 「猿にしては賢いけど所詮は馬鹿な猿」 を演じるんだろうな。
ところで猿のやっていたテスト。 簡単そうなので JavaScript で作って見た。 猿のテスト では、猿のアイは数字7つぐらいまでクリアするのだそうだ。 猿には負けたくないもんだな、人として。