忘れられない夏
昔から夏に弱くて、気温が高いときに外を歩くと、頭が痛くなることが多かった。 だから、という訳では無いだろうが、寒さには割と強かった。 でも歳を取るに連れて寒さにも弱くなってきた。 そんな俺には地獄のようなデンバーの数日。 CNNから。
最高気温38度の記録的な猛暑に見舞われた米コロラド州デンバーで、8日にかけて天候が激変し、記録的な寒波の到来が予想されている。
デンバーは5日の最高気温が38.3度に達する記録的な猛暑を観測し、6日も37.2度の暑さが続いた。 しかし8日の最高気温は2.7度まで急落すると予想されている。〜中略〜
予報によれば、デンバーの気温は7日午後2時ごろ32度前後に達した後、同日夜から8日未明にかけて急落し、7日夜の最低気温は1.6度にまで下がる。
コロラド州では7日にかけての連休の間、気温が上昇を続け、乾燥した強風にあおられて山火事が発生していた。
山間部の積雪は20~35センチに達する見通しで、山火事が収まる可能性もある。
自然現象に文句を言ってもしょうがないが、言わずにはいられないこの変化。 なぜこうも極端なのか。 自然発火で山火事が発生するような高温の翌日に、20cm以上の積雪って…。 山火事を消すなら雨でいい。 雪じゃないんだよ。
と、デンバーの人に代わって言ってみる。
デンバーの人たち、きっとぐったりしてるんだろうな。
話は変わって十年前の夏。 領海侵犯した上に海上保安庁の巡視船にぶつかってきた中国の漁船の船長を、せっかく捕まえたのに処分保留で釈放し、中国に返してしまうという事件があった。 その釈放の内情について。 産経新聞から。
前原誠司元外相が産経新聞の取材に対し、10年前の平成22年9月7日に尖閣諸島沖の領海内で発生した海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件で、当時の菅直人首相が、逮捕した中国人船長の釈放を求めたと明らかにした。 旧民主党政権は処分保留による船長釈放を「検察独自の判断」と強調し、政府の関与を否定してきたが、菅氏の強い意向が釈放に反映されたとみられる。
前原氏によると、国連総会に出席するための22年9月21日の訪米出発直前、首相公邸に佐々江賢一郎外務事務次官ら外務省幹部とともに勉強会に参加。 その場で菅氏が公務執行妨害容疑で勾留中の船長について「かなり強い口調で『釈放しろ』と言った」という。
前原氏が理由を聞くと、菅氏は同年11月に横浜市でアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議があるとして「胡錦濤が来なくなる」と主張。 中国側は船長の釈放を要求し、政府間協議や人的交流の中止などさまざまな報復措置をとっていた。 釈放しない場合、胡氏が来日しなくなることを懸念したとみられる。
前原氏は「来なくてもいいではないか。中国が国益を損なうだけだ」と異を唱えたが、菅氏は「オレがAPECの議長だ。言う通りにしろ」と述べた。 前原氏はその後、当時の仙谷由人官房長官に「首相の指示は釈放だ」と報告した。
当時の外務省幹部も「菅首相の指示」を認めた。 菅氏は産経新聞の取材に「記憶にない」と答えた。
事件は22年9月7日、尖閣諸島沖の日本の領海内で発生。 中国漁船が海保の巡視船2隻に相次いでぶつかり、海保は8日未明に船長を逮捕した。 その後、中国側はレアアースの対日輸出停止や中国内での邦人拘束といった対抗措置をとり、那覇地検は24日、勾留の期限を5日残して船長を処分保留で釈放することを決定。 那覇地検は理由として「日中関係を考慮」などと説明した。
わざわざ言われなくても誰もがそうだろうと思っていたことではあるが、それがまさか十年後、当事者の一人である前原君の口から語られるとはね。 まあ、前原君が何を語ったところで、産経以外は報じないんだろうけどさ。
それにしても、菅君はなぁ…。 俺の中では、カイワレを食って上げた評判を食い潰して終わった人だ。 あぁ、いや、まだ終わってないのかな。 まあ、終わってるかどうかがどっちでもいいぐらいに過去の人だ。 前原君も。
本人はどう思ってるのだろうか。
前原君が今になって話したのは、彼の中でも、もう菅君が終わった人だからだろう。 今なら言っても大丈夫だと。
では前原君の中の前原君はどうだろう。
こっちはまだ終わってないから話したのかな。 なんかちょっと自分をよく見せようとしてるようだし。 って、記事が本人の発言そのままかどうかは判らないけどさ。
でも、どう言葉を飾ったところで、やってることがなぁ…。 都合が悪い時には黙っていて、後になって 「あの時、俺は反対したんだけど」 なんて言う人を誰が信用するのか? と本人だって思うだろうし、やっぱり政治家としては終わった人のつもりなのかな。
ところで
記憶にない
と答えたという菅君だが、調べてみたら、彼は1946年生まれの74歳だった。
父はもう呆けていた歳だ。
こっちは本当に記憶に無いのかもしれないな。