セキュリティーとは

新しいPCが支給されると、まずはOSのセットアップをして、次にMcAfeeなんかのセキュリティソフトを入れるのだが、ここでいつもちょっとした感動がある。 速いのだ。 セキュリティソフトを入れない状態のPCって、もう圧倒的に速い。 CPUのスペックとか関係無し。 あらゆる操作にキビキビと反応して、少々大きなファイルを開くのも一瞬。

これがセキュリティソフトを入れた途端に、目に見えて劣化する。 さっきまでの速さが錯覚だったかのような鈍重さ。 最新のセキュリティデータをダウンロードして、もう一段遅くなる。

このどんどん遅くする作業を自らの手でやらされて、それから仕事に使えって、そりゃモチベーションも下がるだろう。 遅くせざるを得ない状況は理解できるが、どうせ遅いのを使わされるなら、せめて速い姿が目に触れないようにしてくれればいいのにと思う。 途中の圧倒的な速さを体験しないままなら、前のPCよりもちょっと速くなったと素直に喜べるんじゃないのかね。

しかし、セキュリティ対策で一体どのぐらいの金が無駄に使われているのだろうか。 セキュリティソフトを入れなくて済むなら、PCなんて諸々のスペックがもう2段ぐらい低くても何の問題も無いからね。

そんなのとは違う方向性だけど、こちらもセキュリティ対策に注ぎ込まれた無駄金の話。 ちょっと前の読売新聞から。

政府機関の機密情報を狙ったサイバー攻撃対策の「切り札」として、総務省が2017年度から約18億円をかけて導入したセキュリティーシステムが、一度も使われないまま今年3月に廃止されていたことが会計検査院の調べでわかった。 使い勝手の悪さやコスト面から各府省庁が使用を見合わせたためで、総務省は「ニーズの把握が不十分だった」としている。

廃止されたのは、「セキュアゾーン」と呼ばれるシステム。 15年に「標的型メール」によるサイバー攻撃で、日本年金機構から基礎年金番号などの個人情報約125万件が流出したことを受けて導入が決まった。

総務省は、15年度の補正予算に開発費やサーバー設置場所の賃借料など約18億円を計上。 17年度に完成し、各府省庁がハードウェアなどを共通で整備・運用する「政府共通プラットフォーム」の中に置かれていた。 インターネット環境から遮断された上で、強固なセキュリティー対策が施されており、各府省庁は専用回線で機密情報を閲覧できるが、ダウンロードはできない仕組みだった。

関係者によると、セキュアゾーンの高度なセキュリティーは各府省庁にとって使い勝手が悪く、保管されたデータの出し入れや訂正には、各府省庁の職員が設置場所まで足を運ぶ必要があり、使用にあたっては負担金が生じる可能性もあった。 このため、各府省庁は自前のシステムなどで十分と判断したという。総務省については、計画段階から利用を希望していなかった。

同省は、検査院の調査を受け、今後も利用の見込みがないことや、年間3億6000万円程度の維持・管理費がかかることから、今年3月末で廃止した。 同省の担当者は「結果的に利用に至らず、事前に設定や仕様のニーズを的確に把握すべきだった」としている。

閲覧できるがダウンロードできないって、じゃあその情報を別のシステムで使いたいときは、目視の手入力なのだろうか。 それじゃあ使いたいって誰も言わないだろう。 導入を主導した総務省が 計画段階から利用を希望していなかった なんてものを、一体誰が使うのか。

システム導入の発端となった年金については、流出も問題になったが、その前には入力ミスも問題になったよな。 年金データを統合するのに、目視の手入力で作業したせいでデータに不整合が発生したとか。 大量のデータを捌くために雇ったバイトが中国人で、データが更に怪しくなったとか。 そっち方面の反省はないのだろうか。

まあ、そんなことは言われなくても分かってるんだろうけどさ。 きっと情報漏洩防止の対策を、情報漏洩事件で初めて情報漏洩という単語を知ったような議員連中から求められたのだろう。 それでアリバイ作り的に、これを作ったのだ。 なるべく使われないように。 早晩廃棄になるように。

ちなみに、役所にとって一番の機密情報は、責任者が誰かということ。 これは今回もきっちり守られている模様。

逆に、この点が全くゆるゆるなのがツイッター。

最近笑わせてもらったのが、毎日新聞客員編集委員で帝京大学教授という潮田道夫君。

大坂なおみの国籍選択の期限が来る。 五輪もあるし、多分米国籍を選択すると思うが、そのときの日本人の失望はすごいだろうな。 政権が倒れるぞ、下手すると。 マスコミも困るだろうな。 どうする諸君。

事実と願望をごちゃごちゃにして どうする諸君 なんて言っちゃったものだから、きっとツッコミが殺到したのだろう。

大坂さんの国籍問題に関してツイットしたら、それを有名ブロガーの池田信夫さんがリツイートしたからだと思うが、ああでもないこうでもないと、大勢が言ってくる。 ツイッターは脊髄反射のレベルの低い人が多い。 評論家とされている人も話にならない。 くだらないのは全部ブロック。

と、自己紹介を兼ねた捨て台詞的ツイートの末に非公開になった。

「この人はこんな人なんです」 という情報は、一旦は漏洩してしまったものの、ツイッターというメディアにおいての情報漏洩対策は完了したということだな。 責任者が誰かは隠せなかったけど。

いや、ツイッターのアカウントを乗っ取られた可能性もあるのか。 (棒読み)

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入れ歯が折れたか欠けたかで、うっかり強く噛むとかなり痛いらしく、食事のたびに涙目になっていた父。 今日、ようやく入れ歯の調整が終わって、普通に食事ができるようになった。

強く噛めない父のために、ここ数日はずっと雑炊と柔らかいおかずばかりだったので、普通のご飯が新鮮ですごく美味しく感じる。 まあ雑炊も、あれはあれで美味いんだけどさ。 でも毎日だと、流石に飽きるよな。

そうそう、歯医者の帰りにスーパーに寄ったのだが、パンとカップ麺とペットボトルの水の棚が綺麗に空だった。 明日来ると噂の台風に備えて、買い溜めする人が多かったのだろう。 水は、俺も買っておくかな。