あんまり怖くなくなった話
窓を開ければ浅川が見える我が家は、浅川氾濫時の浸水想定が0.5m以上3.0m未満。 入り口は水没するかもしれないが、住居エリアは大丈夫。 停電の心配はあるが、まあなんとかなるだろう。
残る心配は、震度7クラスの震源になると言われていた立川断層だったのだが。 東京大学地震研究所の報告から抜粋。
これまで述べたように、本研究で明らかになった立川断層は、これまでの理解とは大きく異なるものとなった。 すなわち、最も重要な活断層の分布について、従来の立川断層北部についてのみが活断層であり、断層運動のセンスについても左横ずれ主体であり、逆断層が主体という従来の理解とは大きく異なる。 また、立川断層南部については青梅砂礫層堆積開始(およそ 30 万年前)以降の活動を示唆する明確な証拠がなく、南端部については対応する地下の断層も認められない。
この前も後も論文調の堅苦しい表現がだらだら記述されているのだが、俺的な要点をざっくりまとめるとこんな感じ。
これまで立川断層と思ってたところは、北部は確かに断層だが、南部は違った。 立川市内には断層が認められないので、箱根ヶ崎断層という名前はどうか。 この断層による地震をシミュレーションしたところ、断層の北東部で最大震度で5強から7となる。
遠くかつ小さくなったとはいえ、そこそこ近い場所ではある。 この断層の活動で地震が発生したら、この辺りも震度5強ぐらいで揺れるかもしれない。 でも震度5強なら東日本大震災で経験済み。
ということで、なんとかなりそうな気がしてきた。