それでも地球は回っているけれど
韓国の沈没船だが、発表されることのほとんどが誤報ってのは何なんだろう。 それだけ混乱しているってことなのかもしれないが、胡散臭いのも混じってるんだよな。 以下、ネットから拾ってきた、現時点での嘘一覧。
- 政府発表の368人救出
- 107人が安否不明
- 登場者は475人
- 救出時に 「私はただの船員です」
- 沈没時の船内放送 「客室がより安全だから中で待機してください」
- 沈没船からの救難メール
- 現地にはダイバー500人, 航空機29機, 船舶171隻
- ダイバーが船内潜入に成功
- 酸素を船内に注入成功
- 遺体の身元が確認された
- 民間ダイバー 「政府に救助活動を妨害されている」
- KBS 「船内で絡まった死体を多数発見」
- 船に積み込んだ貨物量と車両台数の点検報告書
- 1億ウォン払えば子供を船から助け出す
- 感動のツイートのやりとりに国民が涙
- 船を操舵した3等航海士の生存者名簿の名前
乗客の数なんかは、管轄する部門によって持ってる情報に若干の時間差があったりするので、数人の違いは仕方ない場合もあるだろう。 船内放送は、すぐには沈没しないという前提なら、脱出ルートが確定するまでは客室にいた方が安全という判断もあるかもしれない。 でも、それ以外のは、何かもうどうしようもないよなぁ。
あと、乗客の家族やマスコミが海岸に集まっている姿が放送されるのだが、これが俺にはかなりの異文化だった。 順番に、マイクを持った人が泣きますって感じのインタビュー(?)風景。 あんな風にON/OFFの様子まで含めてみせられると、泣いてるのも芝居っぽく見えてしまうし、だから日本のマスコミなら編集して泣いてるところだけを見せると思うのだが、韓国ってその辺りに無頓着。 報道する側が無頓着なだけならきっと色々抗議されて学ぶだろうだろうから、見る側もその辺りは気にしないってことなんだよな。
ま、変に編集されるよりは、全部見せてしまう方が報道姿勢としては好感が持てるけどさ。
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新聞を片付けようとして、広告に紛れて入っていた The Liberty 号外 に気が付いた。 で、タイトルに惹かれてうっかり読んでしまって半笑い。
小保方氏の守護霊は、「何をそんなに騒ぐのかが分からない」と当惑した様子で現れた。 問題とされている論文の画像については、「私の一貫した研究の中で出てきたものを使っているだけ」と反論した。
〜中略〜
そして霊言の最後に、質問者から過去世について訊かれると、重力や天体の研究を行ったイタリアの著名な科学者であると示唆し、聴衆を驚かせた。
初っ端からもう、ねえ。
これ、守護霊がどうとか言ってる部分を除けば、釈明会見で本人が言ってたことそのままなんだよな。 なので、情報として目新しいものは何も無いのだが、妙に文章が上手くて笑いを誘う。 まあ、宗教関係は口が巧くないとどうしようもないし、この辺りは鍛えられているんだろう。
それにしても何でこんなものがと思ったら、明日、近所で霊言ビデオの上映会をやるかららしい。
上映は2回。
1回目が
俳優木村拓哉の守護霊トーク「俺が時代を作る理由」
で、2回目が
小保方晴子さん守護霊インタビュー
だそうだ。
こんなところで名前を使う/使われるのって、どうなんだろう。 守護霊と付けておけば、権利関係もクリアなのかな。 名前は使ってるけど本人ではないし、守護霊だと示す根拠が無いからこれを否定する根拠も無い訳だし。 それに基本褒める方向らしいので、イメージを悪くされたと訴えるのも難しそう。
しかし、幸福の科学はこんなことをやってていいのかね。 幸福実現党として全選挙区に候補者を立てて全員落選とか、誰の守護霊も教えてくれなかったのか?