また自殺の話
減少傾向だった自殺が7月から増加に転じているというニュースをしばらく前に見た。 その続報とも言える記事。 Yahoo! ニュースから。
死への恐怖、連帯感の高まりで減少か
なぜ4月~6月は例年より減少していたのか。
JSCP代表理事の清水康之さんは会見で、「社会的危機の最中や直後には、死への恐怖や社会的連帯感・帰属感の高まりで、自殺者数が減少することが多くの研究で報告されている」と分析。 「もともと自殺リスクを抱えた人たちが『辛いのは自分だけじゃない』と考えたことで、この期間中は自殺行動に至らなかった可能性が考えられる」としている。
4月以降、新型コロナウイルスの対策として、政府による緊急小口資金と総合支援資金の貸付件数が増加した。 一方で、収入減少や生活苦に関する不安に関するツイート数が減少したことから、「政府が打ち出した支援策によって生活不安がある程度払拭された可能性がある」(清水さん)という。
俳優の自殺報道で一転、増加に
減少傾向が一転したのは7月。 俳優の三浦春馬さんが自殺したことが報道された直後から、特に若年層の自殺者数が例年に比べ大幅に増加した。
JSCPによると、三浦春馬さんが亡くなった報道の直後の7月18日~24日では、前年同期と比較すると10代~30代の自殺が多かった。
今回データ分析の対象となった相談機関には、「自殺報道で心が揺れて怖い。自分も自殺してしまいそう」「ニュースを見て、死にたい気持ちが呼び起こされてしまった」といった相談が増えていたという。
7月以降は様々な年代において、女性の自殺が増加傾向にある。 これについて、JSCPは経済生活問題や勤務問題、DV被害、育児の悩み、介護疲れなど様々な問題が背景にあることを指摘。 「コロナ禍において、自殺の要因になりかねない問題が深刻化していることが、女性の自殺率の増加に影響を与えている可能性がある」とみている。
自分の意思とは関係無く死ぬかもしれない状況だと自殺が減り、誰かが自分の意思で死んだのを見て自殺が増える。 つまり死にたくても殺されたくはないってことか。 うん、まあ、そりゃそうだよな。
しかし、定額給付金は自殺抑止にも役立ってたんだね。 自殺を考えていたが金を貰って止めたってのは、きっと経済的にかなり追い詰められていたのだろう。 そのレベルで金に困っている人に10万って、せいぜい3ヶ月ぐらいの延命じゃないかと思うが、実際はどうなんだろう。 コロナ禍がそのぐらいで収束するなら、なんとかなるのかな。
俺はあの金を、このところ挙動不審になっているPCの買い替えに充てようと思っている。 6年ぐらい前に買った Faith のノートPCは、ここ最近、ちょっと負荷が上がると死ぬ。 すぐに再起動するのだが、その後はもうファンが回りっぱなしで、また暫くすると死ぬ。 この繰り返し。 どうなっているのか。 って、俺のことはどうでもいいか。
で、自殺。 社会不安と給付金で減っていたのが、俳優の自殺報道で増加に転じたなら、それは報道のせいでもあるだろう。 自殺した俳優に寄り添った報道ばかりすることが、自殺を増やす一因ではないか。
殺す対象が他人では無く自分ではあるが、それでも殺人なのだ。 俳優とメディアとはいわば仕事仲間だし、糾弾よりお悔やみに傾く気持ちも判る。 その方が商売的にも良いことも。 それでも、殺人としての報道もすべきじゃないのかね。
本日午後、俳優の三浦春馬が自宅で心肺停止状態となっているのが、訪れたマネージャーによって発見された。 発見時、三浦はクローゼット内で首を吊られた状態となっており、警察は殺人と断定。 室内にあった遺書などから犯人は三浦本人だと見て、動機を調べている。
みたいな感じで。
後追い自殺の抑止には弱いが、追悼番組よりはマシだろう。 出演作品を市場から引き上げろとか、まるでそこに居なかったかのように映像を加工しろとか、流石に自殺でそこまでやれとは言わないけどさ。
ちなみに俺が考える最強の自殺抑止は、自殺した人の姿の公表だ。 電車に飛び込んだ。 ビルから飛び降りた。 首を吊った。 その結果がどんな姿になるかを、モザイクなしの映像で。 最近急増しているという若い女には、特に有効だろう。
いやもちろん、そもそもの話、死にたいと思うまでに追い込まれない世の中にすべきではあるが、死にたくなった時に思い止まらせるために。